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魔法科高校の劣等生 第23話の論文コンペを見て思ったこと

 原作で重要な化学・物理の話がことごとくアニメでは飛ばされていたが、ようやくアニメで触れてくれた。

 以下魔法科高校の劣等生7巻までのネタバレを含む。

 

 

 

 この論文コンペでの話は高校物理・化学がある程度習得できていたら理解できる話だ。その分、やはり甘くなってしまっている。

 やはり、最大の問題点を魔法で解決しました、と言われてもあまり納得できない。斥力を減らすコードをどのように作成したかくらいには触れてほしい。

 科学者が果たして論文コンペで発表するような内容を思いついていないのか、という懸念も存在する。ループ・ザ・キャストプログラムの時は裏で牛山が絡んでいるので、ハード面での問題とソフト面を合致させるのが難しいのか、という解釈もできないことはなかったが、今回のはそういうことも不可能だ。

 この作品には賢者の石という魔法式を保存できる物質が存在しているが、それならばこの論文コンペでの発表のような面倒なことをせず、そもそも賢者の石に達也のマテリアルバーストを保存すれば、(なぜか放射性物質が生成されないので)永遠にエネルギーを生み出すことができるのではないのか。