アニメ2期は原作と同時に終わらせるつもりなのだろうか。
このライトノベルがすごい2015への批評をしていこう。
原作で重要な化学・物理の話がことごとくアニメでは飛ばされていたが、ようやくアニメで触れてくれた。 以下魔法科高校の劣等生7巻までのネタバレを含む。
本編より、最後の魔法科高校の劣等生の新刊が2015年に発売の方が気になってしまった。ドウルマスターズ二巻はかなり速いペースで出されるのだろうか。
外伝二巻目。こちらは、ヒロインであるアイズからの視点を描いている。
SAO・AWを書いた川原礫先生による最新作。 本作はネット上に掲載されたものを加筆修正したものだ。
あとがきでこの巻を11巻と言っている辺り、MF文庫側との確執は思ったよりも深そうだ。 彼ら彼女らは成長しないわけにはいかない。 いくらスペックが高くても、残念であっても。なぜなら、まだ高校生にしか過ぎないのだから。 この巻は修学旅行の続きから始ま…
次巻で終わりとあとがきに明示されてある。 間違いなく、冬からのアニメ化と同時に終わらせるつもりだ。 今回は2回目の英梨々回だ。 前巻2回目の詩羽の話だったので、最初から考えていたのだろう。 いよいよマスターアップの段階に入った。しかし、英梨々の…
アニメの2期が決定した。 原作と一緒に終わらせる可能性が高そうだ。 前巻で、彼ら彼女らの関係はもろくも崩れ去ってしまう。奉仕部という形がなくても構わないと思っていた雪乃とその形に拘泥した八幡、結衣の差が軋轢を生む。 かりそめの関係を続けたまま…
今回は短編集で、本当に最終巻だ。4月から同作者の新作が出されるので、それに合わせて一か月前に短編集を出したのだろう。 サブキャラに重点的にスポットを当てた巻だった。 本編で、空太の話が終わっている以上、必然的にまだ話が終わっていない栞奈と伊織…
とうとう10巻に到達。そろそろ終わりが見えてきた。 今作も、最後の話につながるためのつなぎの話だった。矢瀬も、今回の敵は予行演習だと言っている。 ヴァトラーは今回もトリックスターの役目を果たしていた。作者本人もその意識がかなり明確にあるのだろ…
相思相愛を超えた絆というものを大変上手に描いている作品だと感じる。 今回は海戦の続きだ。 けがをしたイクタに代わって、マシューが作戦立案を務める。 イクタは徹底的に人を使う。なぜなら、自分が英雄になってはいけないからだ。英雄は、人の怠惰の結果…
獅子の巫女たる高神の剣巫が願い奉る。破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威を持ちて我に悪神百鬼を打たせ給え! この作品の登場人物は基本的にみな不幸である。しかし、それでも話が重くならないのは、キャラクターの性格故か。 ヒロインの雪菜は親に金で売り…
次巻が最終巻だ。これ以上引き伸ばしても、うまくいかないと思うので英断だろう。 8巻で小豆に告白され、その答えを主人公が出す。結果はイエスだった。好きでもない人間と付き合うラノベ作品は非常に珍しく、かなり衝撃の展開だった。女性作家らしさを見せ…
あとがきから察するに、2期はほぼ確定だろう。電撃春の祭典で発表するのか。 まさに第一部完といった内容だった。彼らは前を向いて日常を歩き出す。 どうしても最後まで帝が主人公にしか見えなかった。ここ2巻くらいはかなりセルティが主人公をやっていたの…
今回は特装版と一緒に発売。アニメは既定路線だろう。 今回はまさしくあとがきに書いてあった通り箸休め回だった。 鍛冶師のメンバーが新たに加入する。どうしても戦える鍛冶師というと、SAOのリズを思い浮かべてしまうが、この作品では男だった。そこはあと…
着実に進歩し続ける主人公はいったいどこまで進むのだろうか。 今作であとがき通り一部完といったところか。 レベル2になる条件が初めて明かされる。それは、限界以上のことをしろということ。冒険者として、冒険をしろということだ。主人公はエイナに冒険…
1巻に続いて2巻も読破。 2巻で新ヒロインのリリが登場した。このヒロインは変身能力を用いて、人をだまして金を奪っているヒロインだ。 私はこのヒロインが気に食わない。なぜなら、冒険者をだましておいて、復讐だと言っているからだ。この作品は中世のヨ…
GA文庫大賞作品。ダンまちはもともとは小説家になろうの作品だったが、GA文庫大賞に送って賞をもらって出版した。 正統派ファンタジー小説と呼べるだろう。10年ぶりくらいにハイファンタジーに戻ってきたようだった。近年、ローファンタジーが流行っている中…
わりと刊行ペースが早い作品で、もうすでに9巻になってしまった。 まさに小説のお手本と言える巻だった。SAOが小説のお手本だといわれているが、私はこっちを推したい。 まずは最初に謎を提示する。次に主人公たちを動かして、事件に巻き込ませる手配を行う…
今回は七罪編その2。 この作品は常に、精霊の問題点を改善して導くという勧善懲悪ものの亜種となっている。その分、安心して読みやすい。 今回は、いかにして七罪の自分は貧相でかわいくないというコンプレックスを取り除くかだった。七罪はこの作品のヒロ…
いよいよ緋弾のアリアに「やがて魔剱のアリスベル」の主人公とヒロインが参戦した。 この作品ではテーマは一貫して仲間であう。仲間を信じること、仲間を助けること。それは決してノーリスクなものではない。 いきなりジャンヌの裏切りにあいキンジはピンチ…
いよいよこの作品も5巻になった。作中でのゲーム製作に合わせて物語が進行しているので、あまり先が長くないかもしれない。 ゲームを製作することは、ヒロインたちにとって、主人公に思いを伝える勇逸の手段なのだろう。この作品のヒロインは全員とっても不…
「ノーゲーム・ノーライフ」の作者榎宮先生他が合作で書いている作品。作品の雰囲気もかなりノゲノラに近い。 歯車のみに全てをゆだねた地球のお話。しかし、主人公を含め、ごく一部の人はこの世界がそう長く持たないことを知っている。まさにディストピアSF…
このラノ一位。もっとも、本人は嫌がっているようだが。 この作品で描きたいことは何か?あくまで友情なのだと私は思う。恋愛を超えて友情を構築できるか、それをとことんまで真剣に描いていきたいと感じる。だから、比企谷八幡のラブコメは間違っているのだ…
アニメ化決定済み。身体能力ではかなわない天翼種にどのようにして立ち向かうのか。 今作は、主に鬼ごっこと4巻の続きである恋愛趣味レーションをもとにしたゲームで主人公たちは戦った。 明らかに自分のスピードではかなわない天翼種に対して、真っ向から…
ついにバカとテストと召喚獣(以下バカテス)が完結した。短編集を合わせると17巻にも及ぶ。これまで追ってきた身としては感慨深いものがある。 通常、ライトノベルというものは教育的意味を内容に含ませているものが多い。SAOであれば命とは何か?という生…
既刊4巻までの感想を従来のファンタジー戦記と比較して述べていく。 まず、これは最近のファンタジー戦記全般にいえることだが、女性が戦うことについてまったく違和感が存在しないことである。例えば、90年代のファンタジー戦記である「デルフィニア戦記」…
今回は企業買収、そのことで主人公が上司になる話。能力のある人はベンチャー・中小企業に勤める方が能力が伸びるといわれているが、まさに主人公はその例だろう。もっとも、ブラックなのだが。以下ネタバレ有。 新卒一年目にして部下を持つことになった工兵…
今回は3層だけの話。いったいSAOが完結するのは何年後になるのだろうか。 以下ネタバレ有り。 「黒白のコンチェルト」は、webで去年の年末から今年の年始にかけて投稿されていたものを大幅に増やしたものとなっている。ここまで分量が増えるとは予想していな…