とあるライトノベル読みの感想ブログ 

ライトノベルの感想をgdgdと書いていくブログです

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 10巻 感想 「主人公と対立するもう一人の主人公」

アニメ2期は原作と同時に終わらせるつもりなのだろうか。

『このライトノベルがすごい2015』への批評

このライトノベルがすごい2015への批評をしていこう。

魔法科高校の劣等生 第23話の論文コンペを見て思ったこと

原作で重要な化学・物理の話がことごとくアニメでは飛ばされていたが、ようやくアニメで触れてくれた。 以下魔法科高校の劣等生7巻までのネタバレを含む。

ドウルマスターズ 1巻 感想 「魔法科高校の劣等生との比較」

本編より、最後の魔法科高校の劣等生の新刊が2015年に発売の方が気になってしまった。ドウルマスターズ二巻はかなり速いペースで出されるのだろうか。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ソードオラリア 二巻 感想 

外伝二巻目。こちらは、ヒロインであるアイズからの視点を描いている。

絶対ナル孤独者 1巻 感想 「孤独という願望」

SAO・AWを書いた川原礫先生による最新作。 本作はネット上に掲載されたものを加筆修正したものだ。

僕は友達が少ない 10巻 感想 「そして彼ら彼女らは成長する」

あとがきでこの巻を11巻と言っている辺り、MF文庫側との確執は思ったよりも深そうだ。 彼ら彼女らは成長しないわけにはいかない。 いくらスペックが高くても、残念であっても。なぜなら、まだ高校生にしか過ぎないのだから。 この巻は修学旅行の続きから始ま…

冴えない彼女の育て方 6巻 感想 「作中作と作品との関係性」

次巻で終わりとあとがきに明示されてある。 間違いなく、冬からのアニメ化と同時に終わらせるつもりだ。 今回は2回目の英梨々回だ。 前巻2回目の詩羽の話だったので、最初から考えていたのだろう。 いよいよマスターアップの段階に入った。しかし、英梨々の…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 9巻 感想 「真の関係」

アニメの2期が決定した。 原作と一緒に終わらせる可能性が高そうだ。 前巻で、彼ら彼女らの関係はもろくも崩れ去ってしまう。奉仕部という形がなくても構わないと思っていた雪乃とその形に拘泥した八幡、結衣の差が軋轢を生む。 かりそめの関係を続けたまま…

さくら荘のペットな彼女 10.5巻(最終巻) 感想 「本当の終わり」

今回は短編集で、本当に最終巻だ。4月から同作者の新作が出されるので、それに合わせて一か月前に短編集を出したのだろう。 サブキャラに重点的にスポットを当てた巻だった。 本編で、空太の話が終わっている以上、必然的にまだ話が終わっていない栞奈と伊織…

ストライク・ザ・ブラッド 10巻 感想 「プレ・クライマックス」

とうとう10巻に到達。そろそろ終わりが見えてきた。 今作も、最後の話につながるためのつなぎの話だった。矢瀬も、今回の敵は予行演習だと言っている。 ヴァトラーは今回もトリックスターの役目を果たしていた。作者本人もその意識がかなり明確にあるのだろ…

天鏡のアルデラミン 5巻 感想 「主人公とヒロインの絆」

相思相愛を超えた絆というものを大変上手に描いている作品だと感じる。 今回は海戦の続きだ。 けがをしたイクタに代わって、マシューが作戦立案を務める。 イクタは徹底的に人を使う。なぜなら、自分が英雄になってはいけないからだ。英雄は、人の怠惰の結果…

ストライク・ザ・ブラッド 1巻 感想 「強いキャラクター」

獅子の巫女たる高神の剣巫が願い奉る。破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威を持ちて我に悪神百鬼を打たせ給え! この作品の登場人物は基本的にみな不幸である。しかし、それでも話が重くならないのは、キャラクターの性格故か。 ヒロインの雪菜は親に金で売り…

お前をオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 9巻 感想

次巻が最終巻だ。これ以上引き伸ばしても、うまくいかないと思うので英断だろう。 8巻で小豆に告白され、その答えを主人公が出す。結果はイエスだった。好きでもない人間と付き合うラノベ作品は非常に珍しく、かなり衝撃の展開だった。女性作家らしさを見せ…

デュラララ 13巻 感想 「それぞれの進む先」

あとがきから察するに、2期はほぼ確定だろう。電撃春の祭典で発表するのか。 まさに第一部完といった内容だった。彼らは前を向いて日常を歩き出す。 どうしても最後まで帝が主人公にしか見えなかった。ここ2巻くらいはかなりセルティが主人公をやっていたの…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4巻 感想 「新メンバーの加入と強化」

今回は特装版と一緒に発売。アニメは既定路線だろう。 今回はまさしくあとがきに書いてあった通り箸休め回だった。 鍛冶師のメンバーが新たに加入する。どうしても戦える鍛冶師というと、SAOのリズを思い浮かべてしまうが、この作品では男だった。そこはあと…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 3巻 感想 「主人公の成長」

着実に進歩し続ける主人公はいったいどこまで進むのだろうか。 今作であとがき通り一部完といったところか。 レベル2になる条件が初めて明かされる。それは、限界以上のことをしろということ。冒険者として、冒険をしろということだ。主人公はエイナに冒険…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2巻 感想 「倫理と法」

1巻に続いて2巻も読破。 2巻で新ヒロインのリリが登場した。このヒロインは変身能力を用いて、人をだまして金を奪っているヒロインだ。 私はこのヒロインが気に食わない。なぜなら、冒険者をだましておいて、復讐だと言っているからだ。この作品は中世のヨ…

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 1巻 感想 「正統派ファンタジー小説がやってきた」

GA文庫大賞作品。ダンまちはもともとは小説家になろうの作品だったが、GA文庫大賞に送って賞をもらって出版した。 正統派ファンタジー小説と呼べるだろう。10年ぶりくらいにハイファンタジーに戻ってきたようだった。近年、ローファンタジーが流行っている中…

ストライク・ザ・ブラッド 9巻 感想 「手本としてのストブラ」

わりと刊行ペースが早い作品で、もうすでに9巻になってしまった。 まさに小説のお手本と言える巻だった。SAOが小説のお手本だといわれているが、私はこっちを推したい。 まずは最初に謎を提示する。次に主人公たちを動かして、事件に巻き込ませる手配を行う…

デート・ア・ライブ 9巻 感想 「コンプレックスの解消」

今回は七罪編その2。 この作品は常に、精霊の問題点を改善して導くという勧善懲悪ものの亜種となっている。その分、安心して読みやすい。 今回は、いかにして七罪の自分は貧相でかわいくないというコンプレックスを取り除くかだった。七罪はこの作品のヒロ…

緋弾のアリア 16巻 感想 「仲間と信頼」

いよいよ緋弾のアリアに「やがて魔剱のアリスベル」の主人公とヒロインが参戦した。 この作品ではテーマは一貫して仲間であう。仲間を信じること、仲間を助けること。それは決してノーリスクなものではない。 いきなりジャンヌの裏切りにあいキンジはピンチ…

冴えない彼女の育て方 5巻 感想 「ゲームを製作するということ」

いよいよこの作品も5巻になった。作中でのゲーム製作に合わせて物語が進行しているので、あまり先が長くないかもしれない。 ゲームを製作することは、ヒロインたちにとって、主人公に思いを伝える勇逸の手段なのだろう。この作品のヒロインは全員とっても不…

クロックワーク・プラネット 2巻 感想「ディストピアSFにおける解決策」

「ノーゲーム・ノーライフ」の作者榎宮先生他が合作で書いている作品。作品の雰囲気もかなりノゲノラに近い。 歯車のみに全てをゆだねた地球のお話。しかし、主人公を含め、ごく一部の人はこの世界がそう長く持たないことを知っている。まさにディストピアSF…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 8巻 感想「真の関係、欺瞞の関係」

このラノ一位。もっとも、本人は嫌がっているようだが。 この作品で描きたいことは何か?あくまで友情なのだと私は思う。恋愛を超えて友情を構築できるか、それをとことんまで真剣に描いていきたいと感じる。だから、比企谷八幡のラブコメは間違っているのだ…

ノーゲーム・ノーライフ 5巻 感想「弱さを知ること、知識を得ること」

アニメ化決定済み。身体能力ではかなわない天翼種にどのようにして立ち向かうのか。 今作は、主に鬼ごっこと4巻の続きである恋愛趣味レーションをもとにしたゲームで主人公たちは戦った。 明らかに自分のスピードではかなわない天翼種に対して、真っ向から…

バカとテストと召喚獣 12巻(最終巻) 感想 「明久の成長と恋の行方」

ついにバカとテストと召喚獣(以下バカテス)が完結した。短編集を合わせると17巻にも及ぶ。これまで追ってきた身としては感慨深いものがある。 通常、ライトノベルというものは教育的意味を内容に含ませているものが多い。SAOであれば命とは何か?という生…

天鏡のアルデラミン 感想「従来のファンタジー戦記との違い」

既刊4巻までの感想を従来のファンタジー戦記と比較して述べていく。 まず、これは最近のファンタジー戦記全般にいえることだが、女性が戦うことについてまったく違和感が存在しないことである。例えば、90年代のファンタジー戦記である「デルフィニア戦記」…

なれるSE 11巻 感想 「立場の変化と倍返し」

今回は企業買収、そのことで主人公が上司になる話。能力のある人はベンチャー・中小企業に勤める方が能力が伸びるといわれているが、まさに主人公はその例だろう。もっとも、ブラックなのだが。以下ネタバレ有。 新卒一年目にして部下を持つことになった工兵…

ソードアート・オンライン プログレッシブ<SAOP> 2巻 感想「キリトの心情変化」

今回は3層だけの話。いったいSAOが完結するのは何年後になるのだろうか。 以下ネタバレ有り。 「黒白のコンチェルト」は、webで去年の年末から今年の年始にかけて投稿されていたものを大幅に増やしたものとなっている。ここまで分量が増えるとは予想していな…